ルーフィングとは?7つの種類と特徴を注意点とともに解説します!

ルーフィングとは?7つの種類と特徴を注意点とともに解説します!【2022年最新】

この記事では、ルーフィングの7つの種類と特徴を注意点とともに解説します!

屋根の劣化を早める1番の原因は「水分」ですが、屋根材の下に貼ってあるルーフィングが雨漏りから家を守る重要な役割を果たしています。

  • 「ルーフィングってなに?」
  • 「ルーフィングってどんな種類があるの?」

今回はこのような疑問にお答えするだけではなく、

  • ルーフィングはどのように貼るのか?
  • 新築でルーフィングを貼るときはどのようなことに注意をすれば良いのか?
  • 施工会社を選ぶときに注意するところはどこか?

についてもご紹介します!

新居を建設される場合や修理を検討される場合には、ルーフィングの役割について知れるだけでなく注意点についても知っていただけるのでぜひ最後までお読みください!

ルーフィングとは

ルーフィングとは

出典:https://www.nuri-kae.jp/column/part/exterior_roof/articles/4995/#outline_1__3

ルーフィングは、「下葺き材(したぶきざい)」とも呼ばれ、防水のために屋根材の下に敷くシート状の建材のことです。

普段は屋根材の下に隠れているため直接見ることはできませんが、ルーフィングを敷くことによって屋根が雨漏りするのを予防します。

台風や大雨の際に屋根材の中に雨水が侵入したとしても下地にしみ込まないよう、ルーフィングが雨水をはじいてくれます。屋根材とルーフィングを組み合わせて使用する設計が住宅建築では基本です。

屋根材同士の隙間からある程度雨水が入り込む構造になっているため、ルーフィングが下地の木材に雨水を触れさせずに屋根材の隙間や軒先から外へ出すための役割を担っています。

どれだけ屋根材が傷んでいたとしてもルーフィングに不良が起きない限りは雨漏りの心配は要らないといえます。

ただし、ルーフィングは種類によって、耐用年数が変わってくるので、地域の気候や家の形状に合わせて適切なルーフィングを選ぶことが大切です。

ルーフィングの重要性

ルーフィングの重要性

出典:https://www.yaneyasan13.net/blog/49228.html#4

ルーフィングは屋根材の下に隠れているため定期的にチェックすることが難しいです。

そのため、新築時や葺き替えの時でないとしっかりとチェックできないので、雨漏りや下地の木材の腐食を防ぐためにもルーフィングの施工はとても重要です!

ルーフィングの種類や特徴

1.アスファルトルーフィング

出典:https://www.yaneyasan13.net/blog/49228.html#4

フェルト状の原紙にアスファルトをしみこませて作られ、一般的な住宅で最も使用頻度の高いルーフィングです。「アスファルトルーフィング940」という商品が推奨されています。

アスファルトルーフィングはアスファルトで防水をするため止水性が高い点と、初期費用が安価であるという点がメリットですが、湿気が透過しないため屋根内部で結露が起こりやすく、こまめなメンテナンスが必要です。

また、破れやすく、耐用年数が8〜10年と短いところはデメリットと言えます。

2.改質アスファルトルーフィング

出典:https://blog.goo.ne.jp/umisugi/e/d8891e9402213cd34cc830275378225e

アスファルトルーフィングと同じ原料で作られていますが、より質を向上させた耐久性の高いルーフィングシートです。ポリマーや合成ゴムなどを含有しているため耐久性が高く、止水性が高い点がメリットと言えます。

耐用年数は商品によっても変わりますが、20年程度と言われています。

耐久性が向上する分、費用が高くなってしまいすが、今後を見据えた場合に耐久性の高い屋根材と併用することで、リフォーム費やメンテナンス費を大幅に削減できます。

3.透湿防水ルーフィング

出典:https://www.yaneyasan13.net/blog/49228.html#4

防水性と透湿性が高く、耐用年数が50年以上と非常に長いルーフィングシートです。

一般的に木材は20%以上水分を含むと腐りやすくなると言われていますが、住宅の上部に流れてくる湿気を含んだ暖かな空気を速やかに排出してくれるため小屋裏結露を抑えます。

耐久性が高く長持ちするためメンテナンス費の削減になりますが、通気層を設ける工事が併用して必要なため、施工にかなりのコストと時間がかかります。

4.遮熱型透湿ルーフィング

4.遮熱型透湿ルーフィング

出典:https://www.seiren.com/products/materials/architecture/rooframitekuto/index.html

遮熱性と透湿性で屋根全面から湿気を逃し、住宅の耐久性と省エネ効果を向上させるルーフィングシートです。物によっては、アスファルトルーフィングの150倍、200倍以上の透湿性を持ちます。

この透湿機能が備わっているため屋根裏結露による木材の腐朽を防ぎ、しっかりと雨水の侵入をシャットアウトすることで、住宅の長寿命化に貢献します。

5.合成高分子系ルーフィング

合成高分子系ルーフィング

出典:https://www.yaneyasan13.net/blog/49228.html#4

合成ゴムや塩化ビニルなどの合成繊維を元にしたアスファルト以外のルーフィングシートのことです。アスファルトルーフィングと改質アスファルトルーフィングと比較して

  1. 透湿性
  2. 防水性能
  3. 伸縮性
  4. 値段が安価

で優れているところがメリットと言えます。

デメリットは、紫外線の影響で劣化がしやすく、下地の状態によっては使用できない場合があることです。耐用年数は大体15年程度です。

6.粘着層付きルーフィング

粘着層付きルーフィング

出典:https://www.yaneyasan13.net/blog/49228.html#4

貼り付け面のみが粘着シートになっているルーフィングシートのことです。

通常のルーフィングシートは「タッカー」と呼ばれる道具で貼り付けますが、粘着層付きルーフィングはそのまま下地に貼り付けることができます。密着性と防水性が高いため雨漏りがしにくく、作業の難しい形状の屋根に向いており耐用年数が30年程度と長いですが、費用は高価です。

7.不織布ルーフィング

7.不織布ルーフィング

出典:https://js-g.co.jp/eccube/html/products/detail/52

原料ベースが不織布のルーフィングシートです。メリットとして柔軟性があるため下地の形に対応できる点、耐久性が高く破れにくい点、耐用年数が30年程度と長い点が挙げられるため近年注目を集めています。しかし高価な点がデメリットです。

ルーフィングの貼り方(葺き方)

ここでは、実際にルーフィングの貼り方を紹介していきます。先述したように、ルーフィングは屋根材の下に引いてあり、雨漏りから屋根を守る重要な二次機能的役割を果たしています。正しい貼り方でないと機能も十分に発揮されません。そのため、正しいルーフィングの貼り方を理解しておきましょう。

1.ルーフィングシートを貼る

屋根の軒先(下側)から屋根の棟先(上側)に向かって屋根の大きさに合わせてルーフィングシートを貼り付けます。ルーフィングシートを20センチ程重ね付けすることで雨水の浸水を防ぎ、シート間のわずかな隙間も埋めていきます。

また、ルーフィング同士に隙間が出来ないように上下100mm以上、左右は200mm以上の重ね幅をとるのが基本と言われています。軒先の部分と棟先の部分は雨がたまりやすく傷みやすいため、二重から三重に重ね付けすることによって補強します。

2.タッカーで止める

出典:https://machiyane-kagoshima.com/blog/yanehukikaerufing-2018-06-27.html

ルーフィングが張り終わったら、タッカーと呼ばれる大きなホッチキスのようなもので固定していきます。屋根の下側から上側に向かって300mm間隔で止めるのが基本です。

そのため多くの穴が開きますが、直角にタッカーを止めることで穴周りの隙間が小さくなります。また、太陽の熱でルーフィングシートが溶けてくれるため穴についての心配は要らないです。

タッカーが打ち込みすぎても浮いていてもルーフィングシートの劣化が早くなる要因となります。

ルーフィングを張る時の注意点

見積もり時の注意点

業者さんが契約を取るために費用を抑えようとするため、屋根材と比べて外からは見えにくいルーフィングシートを安価な耐久性の低いものに指定していることもあります。

そのため、あらかじめどのようなルーフィングシートが使われているのか、実際にご自身の地域の環境に適したものなのかしっかりと見積書を確認してから施工に進みましょう

また、ルーフィングシートの貼り換えを検討しているときには、業者は2〜3社から見積書を取りましょう

1社だとその見積書の費用は妥当なのか、手抜き工事をしようとはしていないかの見分けがつかず、騙される危険性があります。安心して施工に進むためにも2〜3者の見積書を比較して検討しましょう。

施工時の注意点

現在では天気予報により数日前には天気が分かっていたり、梅雨時期や9月前後には雨が降りやすいことが分かっています。

しかしながら、雨が降る直前にルーフィング施工のスケジュールを入れる施工会社はお客様よりも自社の工事段取りを優先していると言えます。

ルーフィングは雨漏りの危険性を左右する重要な工程ですので、十分なスケジュールが確保できているかご自身で確認をするようにしましょう。

また、どんなに高性能で高価なルーフィングシートを使用していたとしても施工が不十分であれば意味がありません。

重ね幅は十分か、立ち上がり処理はされているかなど施工が完了した際にはその時点で確認をするために屋根の施工状況を写真にとってもらうようにしましょう。

ルーフィングとは?7つの種類と特徴を注意点とともに解説します!まとめ

ルーフィングとは?7つの種類と特徴を注意点とともに解説します!まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はルーフィングを7つの種類と特徴を注意点とともに解説しました。

屋根の防水や腐食被害を食い止めるためにも必要なルーフィングについて知っていただけたと思います。ぜひ新しく家を建てるとき、リフォームをするときの参考にしてみてください。

まとめ


ルーフィングとは防水のために屋根材の下に敷かれるシートのことです

ルーフィングの主要な種類は7つあります

  1. アスファルトルーフィング
  2. 改質アスファルトルーフィング
  3. 透湿防水ルーフィング
  4. 遮熱型透湿ルーフィング
  5. 合成高分子系ルーフィング
  6. 粘着層付きルーフィング
  7. 不織布ルーフィング

の種類があります。

ルーフィングは屋根の下側から上側に向かって隙間の無いように重ね付けし、タッカーで留めます

適したルーフィングシートが使用されるのか見積書を確認ましょう

貼り換え時には2〜3社の見積書を比較しましょう

施工スケジュールが雨天時と被らないように十分なスケジュールを確保しましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です