今回この記事ではケラバと呼ばれる屋根の部分について紹介していきます。
屋根の葺き替えや屋根リフォームを検討されている方は、はじめてこの名前を聞いた方も多いと思います。
この記事では
と行った内容に分けて説明していきます。
「屋根の修理を行いたいけれど知識がない」
「家の目に見えないところの話なのであまり分からない」
「資格を持った方にしっかりと施工してほしい」
と考えている場合には、非常に参考になると思います。
執筆者プロフィール長嶋 燿一(ナガシマ ヨウイチ)口コミの良い外壁・屋根塗装会社を調べるため、関東の約150社の塗装業者を徹底的に分析。
実際に塗装会社に足を運び、ネットだけでは手に入れられない情報を発信していきます。
ケラバとは屋根の一部分のことです
出典:リクシル
ケラバとは屋根の外壁から出っ張っている屋根部分のうち、雨樋がついていない側のことをいいます。
よく誤解されていることですが、ケラバとは屋根の場所のことで部材品のことではありません。
ケラバとよく誤解される軒天や鼻隠し
出典:岡鈴リフォーム
ケラバの説明をした際によく間違えるのが軒天や軒、鼻隠しや破風についてです。
軒天(のきてん)とは住宅の外壁から外側に伸びている屋根の裏側の天井のことをいいます。屋根の外壁から突き出した部分を建築の専門用語で「軒(のき)」と言います。
軒天は(のきてん)の役割は建物の見栄えをよくするということが一番大きいでしょう。
軒天の役割について詳しく知りたい場合は『軒天とは?その3つの役割と塗装の具体的な方法について解説!』をお読みください。
上記の上から見た図を見てもらえると分かりやすいですが、
- ケラバとは破風と外壁までの屋根の出っ張り部分
- 鼻隠しとは破風側ではに屋根の先端部分
- 破風とは切妻屋根の先端部分
という違いがあります。
ケラバも建築用語ですので、あまり聞き馴染みがない単語ですが屋根の修理をする際に出てくる単語だと思いますので、理解しておくといいでしょう。
もしは破風や鼻隠しの役割についてもっと知りたい場合は『【屋根の知識】破風板・鼻隠し・ケラバの違いとそれぞれの役割を徹底解説!』の記事を合わせてお読みください。
ケラバは屋根でどんな役割をしているのか?
ではケラバはどういった役割をしているのでしょうか?
大きく3つの役割を果たしていると言えるでしょう。
ケラバの役割1.日当たりを防いでくれる
ケバラがあるのとないのとでは、日光の日差しがどれだけ家の中に入ってくるのかに影響してきます。ケバラの役割の一つ目は日当たりを防いでくれることです。
夏になると窓ガラスに直射日光が当たり、とくに2階の温度が高くなってしまいます。冬は日射角度が低いので日を取り込む役割があります。
日本には4つの季節がありますが、その時期ごとに日当たりを調整してくれます。
ケラバの役割2.雨漏りを防ぐ
ケラバがないと屋根内部へ水が入ってしまい、雨漏りに繋がることがあります。屋根の接合部分をケラバがあることでしっかりと守ってくれる役割があるのです。
自然災害が突然きて雨漏りを起こしてしまうと屋根以外の部分も修理しなければならなくなりますのでケラバは非常に大切なのです。
ケラバの役割3.外壁の劣化を防ぐ
ケラバの役割3つ目は外壁の劣化を防ぐことです。先ほどお伝えした自然災害による雨の影響もありますが、もう一つは紫外線から守ってくれることも役割の一つです。
外壁は太陽の紫外線の影響を大きく受けます。そこでケラバが劣化を遅らせてくれます。
※ケラバに関する注意
近年ではケラバのないデザイン重視の建築デザイン(住宅)がありますが、雨漏りや外壁の劣化に繋がってしまうことも少なくありません。
デザインを重視しすぎてしまうと被害を受けることもありますので、注意するようにしましょう。
ケラバの包み方(納め方)の違いについて
ケラバは包み方(納め方)が材質によって違ってきます。
専門的な知識になりますが、今回は
- スレート屋根
- 日本瓦屋根
- ガルバリウム鋼板屋根
の場合のケラバの構造(包み)について共有します。
1.スレート屋根のケラバ(包み方)
出典:株式会社丸惣
ケラバ包みと呼ばれる金属板金で雨仕舞いを行います。
2.日本瓦屋根屋根のケラバ
出典:株式会社丸惣
袖瓦(そでかわら)という名前のケラバ専用の瓦が使用されます。
3.ガルバリウム鋼板屋根のケラバ
出典:建築知識研究所
専門的なケラバの構造(雨仕舞い)のことまで理解しなくてもいいですが、材質によって異なってくることは知っておきましょう。
ケラバの修理は負担0円で直せる
そんなケラバの修理。主に台風などの影響で壊れることが多いと言われています。
もちろん20年30年と時間が経過し、劣化でケラバが壊れているケースもありますが、ほとんどの場合は台風などの自然災害によりものです。
あまり知られていないのですが、自然災害によって壊れたケラバは火災保険の中の「風災補償」で保険が降りるため、自己負担額0円で修理することができます。
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ケラバは屋根の何?図解で役割を分かりやすく解説!まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は屋根の中でもあまり知られていないケラバについて2022年最新の情報をもとに紹介しました。
屋根の葺き替えや屋根リフォームを検討されている方は、ケラバの知識を持っていると非常に便利です。
当サイトでは屋根の知識や屋根塗装業者の評判についてお伝えしていますので、ぜひ他の記事も合わせてお読みください!
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